かゆみについて

長らく健康について記載していませんでしたが

皮膚がかゆいと来院される方が増えましたので
かゆみの対応についてお届けします。

診察の時に
顔に化粧水をに塗るように
全身の皮膚も保湿してください。

とお話しすると「え?」とおっしゃる方がたくさんいらっさしゃいます。

皆さんの皮膚をよくご覧ください。
痒くなくても皮膚の表面がカサカサしたり、何かパラパラ落ちませんか?

そもそもご自分の皮膚を見ていない場合が多いのではないですか?

その状態が悪化すると乾皮症や皮脂欠乏症となりかゆくなったり、かゆいから掻いて掻きむしって皮膚病変となってしまうのです。

空気が乾燥する冬場に生じやすく、熱いお風呂に入ったり、身体を強く擦ってあらうと皮脂がとられて皮膚の表面の角質細胞が剥がれるので水分が蒸発しやすくなり皮膚が乾燥します。

1熱い風呂に入らない
→入浴時間は40度以下15分以内が良いとされています
2泡の石鹸で手やスポンジを使ってやさしく洗う
石鹸はなくてもよいです
→皆さん汚れていませんから

どの方も皮膚を守るためにお風呂の入り方に気をつけてください。

その他の原因として
糖尿病、貧血、甲状腺疾患、肝臓病、腎臓病、悪性疾患などでもかゆみが出ることもありますので原疾患の治療をしっかりうけてください。

朝夕2回
無理なら夜、寝る前どちらかにしっかり保湿をしましょう。
保湿は基本的に顔と同じです。
まず水分で保湿し、乳液やクリームで閉じ込めるのです。

処方薬としては
ヘパリン類似物質(ローション、スプレー、ムース、軟骨)が効果があり上記の様に色々な形状があります。

かゆい皮膚を掻きすぎて皮膚が真っ赤になったり
よりカサカサしてアトピー性皮膚炎様になってしまったり等悪化してからお話し下さる事が多いのでその前に
受診してください。

悪化してから難治なことも多々あります。

保湿をしっかりしていつもスベスベツルツルの
若々しいお肌を目指してください。

大阪府高槻市の内科|医療法人 藤村診療所


日付:  カテゴリ:コラム

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